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日本の神話(天照大御神)

日本の神話

まだ日本という国の出来る前の頃のこと。

国生みの神イザナギ(男神)とイザナミ(女神)によって多くの神々が誕生しました。

誕生した神々には個々に役割や力が与えられて、それぞれ日本国を統一していきます。

天照大御神は、その八百万の神々の最高位の神様です。


天照大御神の誕生

国生みの神のイザナキノミコトとイザナミノミコトが共に協力をして、淡路、四国から作っていきました。

そして本州と日本国を作っていきました。

イザナキと協力して妻・イザナミは海の神や山の神、木の神、風の神などのあらゆる神々を産んでいきました。

最後に火の神である迦具土神を産んだことで、イザナミは大やけどを負って死んでしまいました。

イザナキは死者の国である黄泉(よみ)の国に妻のイザナミを追って行きました。

イザナキはそこで汚(けが)れを受けてしまいました。

黄泉の国からイザナキは帰って来ました。

イザナキは、自らの体を洗い清めようと「筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原」で禊(罪や穢れを落とし自らを清らかにすることを目的とした、神道における水浴行為)をしました。

その時、左目を洗った時に、アマテラス(天照大御神)が生まれました。

右目を洗った時に月読命が生まれ、鼻を洗った時に須佐之男命が生まれました。

イザナキは、三柱の貴い子が生まれたことをとても喜びました。

そしてイザナキは、アマテラスに高天原を、スサノオには海原を、ツクヨミは夜の国を任せました。

その後、アマテラス(天照大御神)は、天上世界を治める太陽を司る女神となりました。

現在は、伊勢神宮の内宮を代表として全国に祀られています。

伊勢神宮への鎮座

日本書紀によると、天照大御神が現在の伊勢神宮に鎮座したのが、垂仁天皇25年のこととされています。

西暦で言えば紀元前5年のこと。

天孫降臨(天照大神が孫の瓊瓊杵尊に三種の神器を与えて、天壌無窮の神勅を発し、天児屋命などの神々を供に高天原から日向の高千穂峰に降臨させた)以来、天照大御神は天皇のお側でお祀りされていました。

第10代崇神天皇の代に、天皇は御殿を共にお祀りされていることに恐れを抱かれていました。

そして、天照大御神を皇居外の神にふさわしい場所にお祀りされることを決意しました。

皇女豊鍬入姫命は大和の笠縫邑に神籬を立てて大御神をお祀りしました。

その後、第11代垂仁天皇の皇女倭姫命は豊鍬入姫命と交代されました。

永遠に神事を続けることができる清らかな場所を求めて、倭姫命は大和国を出発し、伊賀、近江、美濃などの国々を巡り伊勢国に入られました。

倭姫命ご巡業の伝承地

1.美和御諸宮 2.宇太乃阿貴宮 3.佐々波多宮 4.伊賀穴穂宮 5.阿閇柘殖宮 6.淡海坂田宮 7.美濃伊久良賀波乃宮 8.桑名野代宮 9.鈴鹿小山宮 10.壱志藤方片樋宮 11.飯野高宮 12.多気佐々牟江宮 13.玉岐波流礒宮 14.宇治家田田上宮

日本書紀によると、そのとき天照大御神は「この神風の伊勢の国は、遠く常世から波が幾重にもよせては帰る国である。都から離れた傍国ではあるが、美しい国である。この国にいようと思う」と言われました。

倭姫命は大御神の教えのままに五十鈴川の川上に宮を建立しました。

このようにして天照大御神は現在の伊勢神宮に鎮座されたといわれています。

まとめ

今回は、八百万の神々の最高位の神様の天照大御神の神話等についてお話させていただきました。

いかがでしたでしょうか?

あなたも神社に参拝に行かれてはみてはいかがでしょうか。

神様にあなたのここ最近の現況を報告してみましょう。

良いことも悩みごとであっても、あなたの話を聞いてくれる、耳を傾けてくださる神様がきっといます。

有名な神社に行ければ良いのですが、あなたの地元の近くの神社でも良いと思います。

神社には様々な国々からの人びと、観光客が来ます。

とても大事な、重要な場所となっているのです。

神社にお参りすることで、きっとあなたも穏やかで清々しい気持ちになることが出来るでしょう。













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