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出雲石

家でゆったりと癒されたい、またはリラックスをしたい時や、希望を持ちたい時に、あなたはどうしますか。

そのような時には、パワーストーンはあなたに効果を発揮すると思います。

あなたもぜひ、気楽な気持ちでお守りやアクセサリーとしてみてはいかがですか。



出雲石

出雲石 (Izumoishi)

出雲石は古くから邪気払いのお守りとされてきた石です。

より強い魔除け効果を求める場合は、勾玉形のものがおすすめです。

直接肌に触れるように身につけることで最も効果を発揮するとされておりますので、ネックレスやブレスレットにするとよいでしょう。

出雲石 ってどんな石?

出雲の神々の力が宿る石

出雲石は、島根県松江市の花仙山(かせんざん)で産出する石で、「出雲碧玉(いずもへきぎょく)」・「出雲青瑪瑙(いずもあおめのう)」などとよばれることもあります。

鉱物名としては「ジャスパー」であり、クローライト(緑泥石)を多く含んでいるため深い緑色に発色しています。
日本国内でジャスパーが産出される場所は他にもありますが、なかでも花仙山産の出雲石は色・艶が美しく、最高級の品質を持つ石として知られています。
同じ緑の石でも、翡翠の新緑のような瑞々しい緑色とはまた違った、静かな深緑の森を思わせる濃い緑色が落ち着いた魅力を感じさせます。

島根県はかつて「出雲の国」とよばれ数々の神話の舞台となった地であり、県内の出雲大社は毎年旧暦10月(出雲では神無月ではなく神在月といいます)に日本全国で祀られている神々が集まる場所としても有名です。
また、出雲は勾玉の一大産地であり、出雲石で作られた勾玉には神々の力が宿るともいわれています。
出雲石は古代の国家との関わりも深く、天皇家に伝わる「三種の神器」の一つ「八尺に勾玉(やさかにのまがたま)」は出雲石の勾玉だという説もあります。

出雲石に伝わる意味

緑色は豊かな生命力の象徴

出雲石の産地である花仙山では、実は緑色以外に赤・白・青色などのジャスパーも産出されていました。
そのなかで緑色の石が特別に珍重されたのは、古代の日本人にとって緑色が「生命」や「豊穣」を象徴する神聖な色だったからです。

ジャスパーは災難や邪気をはねのけ持ち主を守護する石です。
とくに緑色のジャスパーである出雲石には、雄大な自然のエネルギーと人間の魂をつなげる力があるとされ、身につけることで精神の安定がもたらされるといわれています。

また出雲石は古くから霊的な力を持つとされ勾玉などに加工されてきました。
出雲石の勾玉は魔除けのほか健康長寿・家庭円満・縁結びなど様々な願いをかなえる幸運のお守りとされてます。

出雲石の歴史・言い伝え

古代王権の繁栄を示す石

出雲石の採掘地である花仙山のふもと付近では、30ヶ所以上の勾玉工房の遺跡が見つかっています。
花仙山の西に位置する玉造(たまつくり)は温泉地としても有名ですが、勾玉の一大産地であったことが地名の由来とされています。
この地にある「玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)」に祀られている「櫛明玉神(くしあかるたまのみこと)」は出雲の玉作りの祖で、天皇家に代々伝わる「三種の神器」の一つである「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を作ったといわれている神です。
その子孫とされる一族が作った出雲石の勾玉は「御祈玉(みほぎだま)」として尊ばれ、たびたび天皇や出雲大社に献上されました。

出雲石と同じく、古代の日本で勾玉などの装身具に加工された緑色の石には、ほかに翡翠があります。
現在の新潟県である「越(こし)の国」などで採れた翡翠は縄文時代から古墳時代にかけてさかんに用いられ、日本(ひいては世界)最古の宝石といわれています。
しかし、日本の翡翠文化は奈良時代以降に忽然と途絶えてしまいました。
それと入れ替わるように、「緑の宝石」の代表として珍重されるようになっていったのが出雲石です。

出雲石が発見されたのは弥生時代頃といわれており、弥生時代の後期の日本各地の遺跡で花仙山の出雲石が発見されています。
奈良県橿原市にある古墳時代の「曽我遺跡」は当時の国家である大和王権(やまとおうけん)が勾玉作りのためにために作った巨大な工房跡と言われており、花仙山産の出雲石が大量に出土しています。

大和王権は、各地の有力な首長に勾玉を与えたといわれており、こうしたことから出雲石の全国への広がりには大和王権の勢力の拡大が関係しているともいわれています。
古代の日本では勾玉は権力の象徴であり、その生産と流通を握ることは、当時の国家にとって非常に重要なことだったのです。

出雲石の勾玉は平安中期ごろには生産されなくなりますが、時を経て江戸時代末期頃からは櫛やかんざしなどの装飾品の材料としても出雲石が使用されるようになり、明治・大正期には出雲地方の代表的な産業となりました。
しかし現在では出雲石はほとんど採掘されなくなり(2012年に50年ぶりの採掘が行われました)、とても希少な石となっています。

こんなプレゼントにオススメ

厄除け・魔除けのお守りに

出雲石は古くから邪気払いのお守りとされてきた石です。
より強い魔除け効果を求める場合は、勾玉形のものがおすすめです。
直接肌に触れるように身につけることで最も効果を発揮するとされておりますので、ネックレスやブレスレットにするとよいでしょう。

出雲石のカラー・種類

出雲石はジャスパーであり、クローライト(緑泥石)を多く含んでいるため、緑色をしております。
緑色が濃く色むらが少ない石ほど高価になります。

産地の花仙山では別のカラーのジャスパーも産出されますが、一般的に出雲石とよばれるのは緑色ものだけです。

出雲石の産地

島根県松江市花仙山

取り扱い・お手入れについて

紫外線や水にも強く、硬く丈夫なので比較的扱いやすい石です。
汚れが目立ってきた際は水洗いしてもよいですが、しっかりと水分を拭き取って自然乾燥してください。

引用(Pascle、パワーストーン辞典、https://pascle.net/dictionary

 パワーストーンの選び方

パワーストーンは天然の鉱物であり、美しさや硬度などの特徴はそれぞれ異なります。

また、様々な種類やそれぞれに固有の効果があるとされています。

パワーストーンを選択するときに、あなたにとって最も大事なのは、自分の「これいいな!」と思う気持ち、インスピレーションが大事とされています。

自分自身の素直な直感、こころを信じてそれに沿い、いちばん素敵だな、好きだなと思うパワーストーンを選択すると良いと思います。

分りやすくいうと、あなたの安心できる、リラックスできる、心地良い、パワフルになれるなどの自分と波長や調和の合うパワーストーンを選ぶのが良いと思います。

パワーストーンを選択する時に、最もたいせつなことは、あなたの「これはいいな!」という自分の直感を大事にすること、パワーストーンとのめぐり逢いを大事にすることです。

そうすることで、あなたもパワーストーンから愛され、守られる存在となれるのです。

大事にすると大事にされるのです。

パワーストーンを選ぶ場合は、石の由来や効果などから自らの希望に合ったパワーストーンを選びましょう。

目的に沿ってパワーストーンを選ぶときは、効果だけではなく、天然石の形やあなたのインスピレーションに合うかどうかで選びます。

しかし、星座や誕生日、九星、色などの目的で選択したパワーストーンと、直感で選択したパワーストーンが異なる時があるかもしれません。

そのような場合は、ネックレスやブレスレットなどの数種類パワーストーンを組み合わせたあなただけのオリジナルアイテムを作って解決していきましょう。

あなたの人生のより良いパートナーとして、あなた自身で選んだパワーストーンで組み合わせたオリジナルのアイテムを作ってみてはいかがですか。

あなたはきっと癒されると思います。

また、あなたの気になっている人への贈り物としても喜ばれると思います。

好きなパワーストーンをみてリラックスが出来ます。

穏やかな気持ちにもなります。

リラックスをして落ち着くことが出来ます。

超自然的なパワーの宿っているお守り、護符としても効果を発揮するといわれています。

パワーストーンの誕生石

誕生石とは

誕生石というと、生まれた月の特殊な効果のある宝石と思われるでしょう。

誕生石とは、1月~12月までの1年間の間にそれぞれの月に特定の宝石を個々に割り当てられている宝石のことです。

自分自身の生まれた誕生日に当てはまる誕生石を身に着けることで、特殊なスピリチュアルな力で守られたり、幸運になったり、気持ちが落ち着いたりすると考えられています。

誕生石にはそれぞれヒーリングのパワー、幸せへ導く力、心が穏やかになる等の不思議な効果があるともいわれています。

誕生石の起源

誕生石は石ともいえます。

石は、硬くて手に入りやすい材料です。

人類最初の材料といわれています。

200万年前から始まる人類が石器を使用した旧石器時代や、人類が石材を用いて武器や道具を作っていた紀元前2000年の石器時代から人類は石と深く関わっていました。

そして「誕生石」の起源は、旧約聖書の「出エジプト記」において、記述されています。

古代ユダヤの高僧が、12種類の宝石のはめ込まれた胸当てを着用していたことが、誕生石の起源だといわれています。

ヨハネの黙示録においてもまた、12個の宝石が描かれていました。

日本の誕生石(1月~12月)

1月・・・ガーネット(友情、真実、忠実、勝利、勇気)
2月・・・アメシスト(誠実、恋愛成就、精神の安定、心の平和)
3月・・・珊瑚(幸福、長寿、知恵)、アクアマリン(生命力、幸運を呼ぶ、幸せな結婚、永遠の若さ)
4月・・・ダイヤモンド・水晶(純真無垢、純愛、生命力を高める、浄化)、ムーンクォーツ(癒し)
5月・・・エメラルド(繁栄、健康、富、幸運、幸福)、翡翠(成功、繁栄)
6月・・・パール(若さ、美、富、純潔、長寿)、ムーンストーン(月の力、思いやり)
7月・・・ルビー(情熱、慈しみ)、カーネリアン(勝利、目標達成)
8月・・・サードオニキス(良縁、出会い)、ペリドット(夫婦間の愛、和合)
9月・・・ブルーサファイア(誠実、愛情)、ラピスラズリ(幸運、健康)、アイオライト(人生の道しるべ)
10月・・・オパール、トルマリン(幸福、体力増強、歓喜、ダイエット効果)、ローズクォーツ(優しさ、思いやり)、ドラゴンアイ(創造性、お守り)
11月・・・トパーズ(友情、希望)、シトリン(繁栄、富)
12月・・・ターコイズ(成功と繁栄、健康な体)、タンザナイト(冷静、決断力)、ラピスラズリ(人生の充実、幸福)

パワーストーンカラーのパワー

白色・・・純潔、潔白、平和を表します。邪な心をクリーニングして魂を浄化してくれます。真実の愛を手に入れる。直感力を高める。
白色のパワーストーン・・・セレナイト、クリスタル、ダイヤモンド等
黒色・・・集中力と努力を与えてくれます。浮ついた邪な気持ちをクリーニングして、しっかりとした生き方をサポートすることに力を発揮してくれます。
黒色のパワーストーン・・・ブラックトルマリン、ヘマタイト、オニキス等
水色・・・コミュニケーション力を円滑にさせてくれる、不仲を和解していく、こころと精神を癒してくれます。
水色のパワーストーン・・・アクアマリン、アマゾナイト、エンジェライト等
青色・・・正義、知性、真理などを表します。理性のパワー、冷静な思考力や判断力を与えてくれます。
青色のパワーストーン・・・サファイア、ブルーターコイズ、ラピスラズリ等
緑色・・・植物の色、森の緑、目にやさしい。人に安心感を与える。情緒不安定な心や悩みを解消して精神をリフレッシュする。信頼感を与えて、対人関係を円滑にする。
緑色のパワーストーン・・・エメラルド、ペリドット、アマゾナイト等
ピンク色・・・母性や慈悲、女性的な美しさ、安らぎ等を表します。意中の方に告白する勇気を与えてくれます。両想いの方には、さらに幸せなパワーを与えてくれるといわれています。
ピンク色のパワーストーン・・・ローズクオーツ、ピンクトルマリン、インカローズ等
オレンジ色・・・創造性も高めてくれるといわれています。新しいことに挑戦するときにパワーを発揮します。活力や、やる気、自己肯定感をもたらしてくれます。
オレンジ色のパワーストーン・・・オレンジカルサイト、オレンジジャスパー、カーネリアン等
黄色・・・太陽の明るさや豊穣の豊かさを表します。明るさや勇気、希望、幸せ、金運等を高めてくれるといわれています。また、ポジティブに考えられるように前向きに思考するパワーを与えてくれます。
黄色のパワーストーン・・・イエローカルサイト、トパーズ、アンバー等
赤色・・・行動力をみなぎらせて、やる気や情熱をもたらしてくれます。また恋愛に対してもパワーをもたらしてくれるといわれています。
赤色のパワーストーン・・・ガーネット、ファイアーオパール、レッドジャスパー等
紫色・・・リラクゼーションや高い精神性を持っている色です。直感、インスピレーションを与えます。
紫色のパワーストーン・・・タンザナイト、スギライト、レピドライト等

パワーストーンの色(カラー)には、様々な効果があり、リラックス効果、精神を安定させる、パワーが出て元気になる等といわれています。

あなただけのパワーストーンをセレクトしてみてください。

世界中で一つだけの、あなただけのオリジナルのパワーストーンをぜひ身に着けてみてはいかがでしょうか。

パワーストーンを選ぶ時に、最も大事なことは、あなたの「これ、いいな!」という自分の素直なインスピレーションを大切にすること、パワーストーンとの不思議なめぐり逢いを大事にすることです。

あなたの希望、願い、夢の込もった、あなただけのパワーストーンをぜひセレクトして愛用してみてください。

パワーストーンの恩恵を、あなたもぜひたくさん受けてみてください!

パワーストーンをきっかけに、あなたも豊かで実りのある人生へと向かわれますように。


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